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    佐渡裕指揮 ケルン放送交響楽団 ベートーヴェン「第九」 ~絆の音ファ#


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    写真はケルン放送交響楽団 オフィシャルより


    佐渡裕指揮 ケルン放送交響楽団 ベートーヴェン「第九」

    指揮:佐渡裕
    演奏:ケルン放送交響楽団
    ソプラノ:スザンネ・ベルンハルト
    アルト:マリオン・エクシュタイン
    テノール:西村悟
    バス:アンドレアス・バウアー
    合唱:東京オペラシンガーズ/晋友会合唱団
    会場:フェスティバル・ホール


    佐渡さんは仕事を真剣にされているのが伝わってきます
    言葉、姿、表情、佐渡さんはやりきったという表情、姿をしていて
    私たち観客をいつも感動させてくれます

    この日、演奏前のプレトークで佐渡さんは「今、僕が考えられる最高のメンバーを集めました
    これ以上はないと思います」と話されていました


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    写真はオフィシャルより

    ヨーロッパでは第九は特別な時しか演奏されないそうですね
    楽団の50周年、劇場の100周年とかで、日本のように毎年演奏するようなことはないようです

    今回、ケルン放送交響楽団が演奏するのは
    「完全に日本のため」ですと佐渡さんは言われます
    それは日本が東日本大震災で大きな犠牲や被害にあったためですと

    そうして、深い祈りを込められたこの楽曲を
    佐渡さんはケルン放送響の演奏から厳格なドイツ的響きを引き出していたのでした

    「第九の難しさは全体の構成力。第1、第2、第3楽章とも最後の合唱付きの第4楽章につながる
    この構成による創造力の高貴さに感動する
    これに触れられなければ年末に第九を聴いて良かったと思ってもらえない」

    佐渡さんはファ♯という人々を結び付ける絆の音、これが一つのカギだと言います
    ニ長調の明るい響きがキーのようですね
    ファ♯で始まる歓喜のテーマ
    死も生も乗り越えて人が共に生きる「歓喜」を響かせます

    唯一音楽の世界が平和という理想の世界を築けるかもしれないと言う佐渡さん
    佐渡さんの音楽には「人」が主役な暖かさを感じます

    第九を聴いて心の中でほんとうの幸せを掴んだら、それは音楽の勝利ですね